・今日はとことん落ち込みたい日なんです…
・暗い気分になれる曲ないかな〜
今日はこのような要望にお応えします。
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今回はあなたに送る病みソングを10曲ほど紹介します!
ただ単に動画や歌詞を紹介するだけだと著作権的に怪しいので自分の感想をメインに歌詞は引用して紹介します!(当サイトの引用方法についてはこちら)
※あまりにも暗い表現がありますが、あくまで曲であるということを忘れないでくださいね\(^o^)/
暗度LEVEL1(辛いよ〜レベル)
『バナナフィッシュの浜辺と黒い虹 with Aimer』- Galileo Galilei
とっても爽やかな歌ですよね!というわけでまずは曲の解説から(重要)
この歌のタイトルでもある「バナナフィッシュ」というのはサリンジャーの「バナナフィッシュにうってつけの日」という短編小説に出てくる“バナナを見ると見境なく食べてしまう架空の魚”のことを指します。この小説ではある青年がこのバナナフィッシュについて見知らぬ少女と会話を交わした後に拳銃自殺をするという筋書きでした。
この小説を基にした漫画「BANANA FISH」ではこのバナナフィッシュを「見ると死にたくなる魚」と表現しています。
では以下に印象に残った歌詞を紹介します。
やっぱり見えるよ”黒い虹”が バナナフィッシュもいる!
ほらもう帰ろう このままじゃ私連れてかれちゃうから
時々とても怖くなる そして忘れようとする
繰り返しすぎてどうにかなりそうだよ
(作詞作曲:Yuuki Ozaki, 2014年Galileo Galileiの「バナナフィッシュの浜辺と黒い虹 with Aimer」からの引用)
全体的に思春期の女の子の抱える”退屈”や”平凡”といったストレスを歌った曲だと思いました。なのであくまでバナナフィッシュは何気ない”死にてえ〜”という感情の比喩なのかなと感じます。曲はとても爽やかなので私はしょっちゅう聴いてます!
『Title of mine』- BUMP OF CHICKEN
一昔前のBUMPは結構暗い歌詞の曲が多いです。その中で一つ選んでみました。この曲、雰囲気はそこまで暗くないので耳を凝らして聴かないと気づけないのですが、結構グサグサ刺さるような歌詞です。
何を恐れて 何が必要なのか
雀が鳴くまで考えたって 一つも解らなくて
それは孤独という名の 重い鎖だったんです
自ら上手に 体に巻き付けたんです
(作詞作曲:藤原基央, 2002年BUMP OF CHICKENの「Title of mine」からの引用)
孤独という感情をとても素直に表現しているような気がします。私は特に暗い感情を言葉で説明するのって結構難しいと思っているので、それができるのがすごく羨ましくもありますね。。語彙力すごい。。
暗度LEVEL2(憂鬱だ、、レベル)
『白波トップウォーター』- サカナクション
サカナクションって明るいラブソングがない印象があるのですが、この曲もどちらかというと内向的な曲ですよね。経験談というよりは自分自身の葛藤や不安を描いているように感じます。
悲しい夜の中で 蹲って泣いてたろ
街の灯りが眩しくて 眩しくて
通り過ぎていく人が 立ち止まってる僕を見て
何も知らないくせに笑うんだ 笑うんだ
(作詞作曲:山口一郎, 2007年サカナクションの「白波トップウォーター」からの引用)
実際に笑われたというよりは「どうせ笑うんだろ?」的な自虐のニュアンスのような気がします。慰めや同情がいらない時に聴きたいですね。頭を小刻みに動かすようなサカナクション独特のリズム感があるので自分はノリノリで聴けます!
『参加賞』- それでも世界が続くなら
最初は家庭内DVのシーンから始まるこの曲。ああ暗い、、曲は1分くらいから始まります。タイトルからもう暗雲立ち込めますよね。では印象に残る歌詞を以下に紹介します。
「明日は来るよ」と誰かが歌えば
「来るけど地獄だよ」答える僕だった
ひねくれすぎて ねじれちゃって
何が本当の僕かわからなくなってた
(作詞作曲:篠塚将行, 2013年それでも世界が続くならの「参加賞」からの引用)
歌詞も暗いですが、ボーカルの方の絶叫がすごいですよね。ただこの曲、後半の方に微かな希望があるのも事実。絶望も感じさせつつも希望を忘れないので誰にでも刺さるのではないでしょうか。
暗度LEVEL3(軽く絶望)
『Black Bird』- ぼくのりりっくのぼうよみ
シングル曲ではないのでこの曲単体のPVがありませんでした。ですので公式のライブ映像からピックアップしています。
自分で作った籠の中 諦めて笑った
自分の毒に溺れ死ぬカラス 空回りする
喜びも悲しみも全て飲み込んで それで終わり
(作詞:ぼくのりりっくのぼうよみ, 2015年ぼくのりりっくのぼうよみの「Black Bird」からの引用)
自分をカラスに例えた歌詞は非常に暗いですが、独特の韻の踏み方や綺麗なメロディが好きなので結構ヘビロテしてます。聴けば聴くほど良い”スルメ曲”だと思います。昨年1年間で一番聴いたのがこの曲です!
『蒼』- Mr.Children
日本を代表するバンド”Mr.Children”から一曲。この曲が収録されているアルバム「SENSE」は他にも良い曲がたくさんある名盤なのでアルバムもぜひ聴いてみてください。
静かに 静かに 夢はささくれ
届かぬ 祈りに 胸が暴れる
ただただ自分の身の丈を知らされ
(作詞作曲:Kazutoshi Sakurai, 2010年Mr.Childrenの「蒼」からの引用)
どんどん海の底に沈んでいくような暗い歌詞とメロディラインが印象的な曲です。ミスチルはこのような鬱曲が多いです。この歌詞が桜井さん自身の心情を表しているのだとしたら自分なんて、、、と思わずにはいられないですよね!
暗度LEVEL4(重めの鬱)
『月光』- 鬼束ちひろ
TRICKといえばこの曲で、再生回数もとんでもないくらいの名曲です。誰もが一度は聴いたことあるのではないでしょうか。神秘的なPVがとても印象深いですよね。ただ歌詞は思った以上に暗いというか儚いというか、、とにかく独特の世界観なので以下に抜粋しますね。
I am GOD’S SHILD この腐敗した世界に堕とされた
(私は神の子供)
How do I live on such a field?
(こんな場所でどうやって生きろと言うの?)こんなもののために生まれたんじゃない
突風に埋もれる足取り
倒れそうになるのを この鎖が 許さない
(作詞:鬼束ちひろ, 2000年鬼束ちひろの「月光」からの引用)
大人気ドラマ「TRICK」の初代エンディングテーマでもあるこの曲。発売当時の鬼束ちひろさんは19歳、、その若さでこんな歌詞を書いたと思うと凄いというより恐ろしいような気もします。
『誰か、海を。』- Aimer
とにかく曲調が暗いですよね。この曲はTVアニメ「残響のテロル」のエンディングテーマでもありました。少年2人が日本にテロを仕掛けるという内容だったので納得ですね。Aimerさんの歌声も拍車をかけて落ち込ませてくれます。
毟られた翼を
ことば ふきかえす息もなく 艶やかに散る
(作詞:青葉市子, 2014年Aimerの「誰か、海を。」からの引用)
作詞が青葉市子さんで作曲が菅野よう子さんというスーパータッグによって作られた曲です。歌詞はとても短いですがその分儚さと暗さが印象づけられているような気がします。
※閲覧注意『絶望』- MUCC
Youtubeのサムネが直接的すぎてあまり直視できないですよね。あまり人に勧めるPVではないと言うことは承知なのですが、なかなかの鬱ソングということでここに紹介しておきます。特に怖いのは歌詞の冒頭部分
ミンナ死んでしまった すべてコナゴナに吹き飛んでしまった
一人荒野の果てに置き去りにされた…
「きっと明日は…」なんて言葉、これっぽっちの価値もないゴミ
そうだ、自殺の真似でもしよう 少しはラクニなろう
(作詞:ミヤ, 2002年MUCCの「絶望」からの引用)
あまりにも刺激的なPVから当時の世相や雰囲気を感じとることができますよね、、。現代では流石に何かしらの規制が入りそうですが。
暗度LEVEL5 (気持ち悪いレベル)
『生きろ。』- 水曜日のカンパネラ & yahyel
PVと合わせてですが個人的にこの曲が一番鬱っぽいというか、怖かったです。頭がおかしくなるような演出がなされていてカルト感というかサイコ感というか、、とにかく不気味な作品です。
あの日新宿駅で 朝の光が血の海を照らした
澄んだ空気が 人がひとり飛び込んだ
命が蒸発する様
(作詞:池貝峻・コムアイ, 2018年水曜日のカンパネラ & yahyelの「生きろ。」からの引用)
〜感想〜
やっぱりサラリーマンがたくさん映る場面は頭おかしくなりそうです、、コムアイさんが実際に現場に居合わせた時の心境が歌詞になっているそうですが、自分がもしそんな場面に遭遇したらなんて思うんだろう、、、と深く想像してしまいます。。
以上、とことん落ち込みたい時に聴きたい10曲を紹介しました!
曲調とは裏腹に歌詞が暗い曲だったり、完全に暗い曲だったり様々ありますが、新しい曲との出会いのお手伝いができたなら幸いです。
当ブログでは他にも様々な記事を投稿しています。ぜひ覗いてみてください。