
爽やかな青春と電子音『ピンポン』(2002)
この予告動画を見てください。
見ましたか??汗臭そうな青春映画にここまでマッチするんです。まるで卓球のリズミカルな打球音をそのまま音源化したかのようです。
この曲は主題歌になっています。このピンポンには多くのアーティストが楽曲を提供しています。
主題歌を担当するのは「super car」。日本のロックバンドではあるもののエレクトロニカを取り入れた先進的な音楽を制作していました。劇中の挿入曲にもテクノポップな曲を制作しています。(2005年に解散してしまいました…)
挿入曲は他にも「BOOM BOOM SATELLITES」や「石野卓球」等のエレクトロサウンドを基調とするアーティスト等が提供しており、まさにテクノサウンドと映画が融合した作品といえます。
内容はもちろんのこと、唯一無二の存在ペコを演じきる窪塚洋介にも注目です。彼にしか演じきれない役というのがよくわかると思います。では最後にもう1つ音楽と融合するシーンを載せますので是非ご覧ください。(bgmは54秒付近から流れます。前後の会話も含めてお楽しみください)
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終始ミステリアスな雰囲気の『LIAR GAME ザ・ファイナルステージ』(2010)
まずはこの予告を見てください。
どうですか??非常にかっこいいですよね
この映画はドラマの続編であり、BGMもそれを継承しています。
この作品の音楽を担当したのは中田ヤスタカ。パヒュームのプロデュースと共にこのドラマへの楽曲制作をきっかけに日本のエレクトロサウンドを牽引する存在になりました。
このドラマシリーズは騙し合いや心理戦の駆け引きが見どころです。ですので掴み所のないキャラクターが多くそれを主宰する側も覆面をするなど非常にミステリアスな作品です。そしてそのミステリアスな色に拍車をかけるのがこの音楽でこの作品の音楽はこれらの心理的なミステリアスさがうまく音楽で表現されています。
LIAR GAME2 ~シーズン2&劇場版 オリジナルサウンドトラック~
多くの個性派俳優が出演していますが、流行りフクナガ役の鈴木浩介さんのハマり具合は群を抜いています。原作はオカマということでドラマは少し異なるキャラクターですが、圧倒的な存在感で欠かせない存在になりました。他にもカリスマ性のある主人公アキヤマを演じる松田翔太や事務局側の吉瀬美智子など、掴み所のない魅力的なキャラクターが登場します。
もう放送開始から10年が経ちましたが今見ても面白い作品ですので是非見てみてはいかがでしょうか。
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圧倒的テンポで高揚感max『Appleseed シリーズ』(2004~)
欧米地域では2014年に公開され、日本では2015年に公開された。
本作の原作は「攻殻機動隊」の士郎正宗。そして過去にAppleseedシリーズは数作劇場版が出ていますが、今作はそれらの続編ではなく、原作第1巻をベースにしたリブート作になっています。 では予告を見てみましょう。
FFのようなCGの作品になっています。こういうメカの登場する作品にもテクノサウンドは非常に似合いますよね。
このAppleseedはシリーズを通してBOOM BOOM SATELLATESや中田ヤスタカ等のエレクトロサウンドのアーティストが音楽を手掛けています。ビートと戦闘の融合に注目してください。
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以上、テクノサウンドが光る映画3選です。このジャンルのいわば歴史といってもいい映画ばかりです。音楽が映画に与える影響の大きさを改めて実感することができます。上記の実写作品2つは俳優の演技も個性的で面白いので是非みてみてください。
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